福音を持った次世代のための中心
使徒19:9~10 しかし、ある者たちが心をかたくなにして聞き入れず、会衆の前で、この道をののしったので、パウロは彼らから身を引き、弟子たちをも退かせて、毎日ツラノの講堂で論じた。これが二年の間続いたので、アジヤに住む者はみな、ユダヤ人とギリシヤ人も主のことばを聞いた。(9~10)
定刻礼拝のための讃美 446番 いわなるイエス
どうすれば全世界に福音が速く正確に伝えられるでしょうか。その中心にまさに私たちの未来である次世代(Remnant)がいます。その事実を知ったパウロと初代教会は会堂と講堂に入って行きました。当時、会堂と講堂はおもに次世代を養成する場所でした。今、全世界は人材を探すのにすべての力を集中しています。私たちが今、次世代を生かすRemnant共同体訓練場(RUTC)を準備することは単純なことではありません。その中に契約と未来が入っているのです。私たちは次世代の土台を置くことに人生をかけるべきです。
1. 福音を持った次世代であるRemnantの中には未来が入っています
次世代の中にすばらしい未来が入っています。そこにはとても近い未来から永遠な未来まで入っています。そのため、イエス様もよみがえられた後、最初に話されたのが「わたしの小羊を飼いなさい」というみことばでした。また、イエス様は自分についてきて泣いている女性たちに「わたしのために泣かないで、あなたの子どものために泣きなさい」と意味深長なみことばを言われました。パウロもテモテに「わが子よ」と表現しました。
2. 福音を持った次世代の中には隠された経済が入っています
福音の次世代の中には暗やみの力を打ち砕くほどの隠された経済が入っています。イザヤ60章を見ると、「息子たちと娘たちはわきに抱かれて来て、諸国の財宝を運んで来る」とおっしゃいました。そのため、イザヤ62章では国々の民が来るから、道を整えなさいと語られました。ローマ16章に集まった重要な人材も、すべて会堂と講堂を中心に働きをした人たちです。使徒19章でパウロがツラノ講堂で弟子を別に立たせて弟子運動をしましたが、そこからみことばが全体へ広まっていったのです。
3. 福音を持った次世代の中には文化が入っています
福音を持った次世代の中には世界を変える文化が入っています。パウロが会堂と講堂で始めた運動が結果的にはエペソ地域全体を生かすほど広まりました。私たちが次世代を生かす中心を持っているなら、今もそのような働きが続くでしょう。今、次世代の中にはすばらしいものが入っています。福音を持った次世代のための働きと献身をする私たちの教会と産業と未来と健康の責任を神様が負われます。
・ 私たちの未来に世界福音化があります。そうであれば、次世代に福音の音を下ろさせることはとても重要です。私は次世代のためにどんな中心を持って献身すべきか黙想してみましょう。
産業宣教メッセージ/ 2009.7.11