幼い時の葛藤は時代的な答えです
Ⅰサムエル3:1~18 そのうちに主が来られ、そばに立って、これまでと同じように、「サムエル。サムエル」と呼ばれた。サムエルは、「お話ください。しもべは聞いております」と申し上げた。 (10)
定刻礼拝のための讃美 486番 主イエスよ、われに恵みを
私たちはすでに救われたため、一つの習慣だけを持てば良いのです。サムエルは幼い時、契約の箱の横で神様の御声を聞きました。Remnantは1~2時間でも余裕のある時間が必要です。その時間に運動もして、みことばも聞いて、祈りもできます。その中でもっとも重要なことが祈りの時間です。そうすれば、三つのことを発見することができます。
1.家庭の問題は問題になりません
ハンナには多くの問題がありました(Ⅰサムエル1:1~18)。しかし、その時、ハンナは祈りを回復して、「ナジル人」という単語を見つけました(Ⅰサムエル1:9~11)。「ナジル人(Nazirite)」とは、聖く区別された人のことです。もし、ハンナが落胆して祈りを逃していたら、どうなったでしょうか。重要な答えを逃していたはずです。神様の計画を悟って契約を握ったハンナの祈りは、すぐに答えられました。息子を産んで名前をサムエルとつけました。ハンナは乳離れした後にサムエルを主にささげて、一生主に仕えるナジル人になるようにしました。
2.時代的な答えが与えられます
Remnantが余裕を持って世の中に出ると、問題を見て落胆するのではなく、答えを得ます。世の中はあちこちが問題だらけなのに、その問題を見ることができない人は無知な人です。また、問題を見て問題だと言う人はすでに失敗した人です。祈る人は、問題を見て答えを得ます。祈りを通して余裕を味わう人は、問題を問題として見ないで、神様の前で答えを待ちます。その時、神様は時代的なみことばを与えられます。サムエルは神様の御声を聞きました。主がサムエルとともにおられて、彼の言葉が一つも地に落ちないようにされました(Ⅰサムエル3:19)。これは、サムエルの祈りがすべて答えられたということです。
3.時代的な決断をするようになります
サムエルはペリシテについての決断を下しました。決断を下す時は根源的にしなければなりません。ペリシテに勝つことのできる力がなければなりません。サムエルは確実にダビデにその力を備えるように言ったはずです。結局、ダビデは巨人の大将ゴリヤテが現れた時、大胆に戦って勝ちました。ペリシテより大きな問題になったのはイスラエルでした。サムエルはイスラエルの民族がみな偶像をなくして神様の前に立ち返るようにさせました。Remnantたちは世界宣教を決断しなければなりません。そうすれば、すべての苦しみも土台になって、安らかな中で祈りを味わうようになります。
*今、私たちに臨んでいる時代的な答えは何であり、どのような決断をしなければならないのでしょうか。
Remnant伝道学 185講 / 2009.6.13