伝道運動時代を開こう
Ⅱ列王6:13~16 すると彼は、「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いのだから」と言った。 (16)
定刻礼拝のための讃美 169番 流れる川のごと
伝道運動を継続するためには、必ず次世代運動を通して時代的な伝道者を見つけて立てなければなりません。そのため、伝道運動を責任を持って率いる指導者と、全地域に地域を担当する指導者、そして、国を担当する指導者を見つけて立てなければなりません。これを見つけることが世界福音化と続けられる伝道運動にとても重要です。具体的にどのようにするべきでしょうか。
1.エリヤとエリシャの時代
神様がホレブの山でエリヤに、イスラエル全域に偶像を拝まない7千人の隠された弟子がいるとおっしゃいました。そして、指導者エリシャを見つけるように言われました。結局、指導者エリシャを通してあちこちに預言者のともがらが立ち上がりました。これは、地域ごとにリーダーを立てなさいという意味です。そして、アラムの軍隊が攻めた時、アラムの国を生かす働きが起きました。それは、一つの国を生かす霊的な指導者を立てなさいという意味です。
2.250年間続いた初代教会の背景
伝道運動を継続するためには、どのように始め、どのように進行して、どのように伝えたのかを知らなければなりません。初代教会はペテロから始まりましたが、キリスト(使1:1)、神の国(使1:3)、聖霊の働き(使1:8)という奥義を持って伝道運動が始まりました。また、「キリストを知ること以外はすべてちりあくたと思う(ピリピ3章)」と告白したパウロを通して伝道運動が進行されました。また、テモテはこの福音運動を伝えました。そのために、「兵士、競技をする者、農夫(Ⅱテモテ2:1~7)」のような祝福を受けました。
3.再臨される日まで継続する人、団体
主が再臨される日までこの伝道運動を継続するためには、どのようにすれば良いのでしょうか。最初に、聖書的な伝道をしなければなりません。聖書的な伝道は、聖霊の導きを受けることです。二番目に、律法ではなく、福音的な伝道をすることです。三番目に、教会らしい伝道をしなければなりません。四番目に、これからは時代の流れを読んで、時にはレベル高い文化を通して伝道もして、時には田舎のような場所で医療奉仕室を作って、農村にいる人々を生かす伝道も必要です。最後に、すべての栄光を神様にささげる伝道をしなければなりません(ローマ16:27)。このような伝道運動をする人と団体を通して、神様が働かれます。
• この重要な伝道運動と私はどのような関係があるのか、今日一日深く黙想しましょう。そして、私の過去と現在、未来をもう一度点検してみましょう。
総会神学校終講セミナー / 2009.6.10